事前混合処理工法とは

人のために、豊かさのために、先進の地盤改良技術で未来を築く。

事前混合処理工法(PREM工法)とは、
土に少量の安定剤(セメント)と分離防止剤を事前に添加し、
新材料(処理土)に改良した後運搬・投入して、そのまま安定した地盤を造成する工法です。


この工法は、液状化防止・支持力増加・土圧低減などの改良効果があり、
また、浚渫・掘削土砂のリサイクルにも役立ちます。


事前混合処理工法は運輸省港湾技術研究所(2001年4月1日から独立行政法人港湾空港技術研究所)と共同研究グループで開発された工法で、平成6年度土木学会技術開発賞を受賞しました。

※PREM=Premixing Method

用途

特徴

埋立造成後の地盤改良が不要になるため、工期の短縮が可能です。

大規模施工、大水深施工が可能です。

地盤の強度を任意に設定できます。

既往の埋立用施設や船舶を利用できます。

液状化対策に優れています。

土圧低減効果により、土圧を受ける矢板岸壁等のスリム化が図られ、経済効果が可能です。

浚渫土をはじめとして、各種の土が良好な埋立材料として利用が可能です。

特徴

掘削した処理土地盤

○○○技術

処理土の固結状況

免震・耐震・制震技術

処理土・未処理土の標準貫入試験



事前混合処理工法に関する特許

特許番号 発明の名称
1938574 改良された土砂による埋没方法
1891903 土砂と土質改良材を連続的に混合する方法及びこの方法を実地するためのプラント
3189908 土砂投入シュート
3094071 混合処理土の品質試験方法及び品質試験システム
1937802 土砂の水中投入方法
1916895 自硬性を付与した砂による水中盛土方法
5276858 埋め立て材製造システム
5276859 埋め立て材製造装置